一人ひとりが生きがいを持ち、ずっと元気でしあわせに暮らせるように。「信州ACEプロジェクト」ではウォーキングイベントや健診受診・減塩の普及啓発などを実施。県民みなさんの健康づくりを推進していきます。
地球温暖化防止に貢献し、信州の豊かな自然と暮らしを守るために。ゼロカーボン社会共創プラットフォーム「くらしふと信州」の場などを活用し、地域と調和した再生可能エネルギーの普及などを進めます。
自家用車に頼らなくても、誰でも安心して通学・通院などの日常生活をおくれるように。幹線バス路線等は、高齢者や高校生をはじめ利用者の生活に必要なダイヤ、便数、ルートを確保。MaaS等の新しいモビリティサービスの導入も推進します。
その他、医療・介護の充実、災害に強い県づくり、県民生活の安全確保などを推進します。
恵まれた気候風土や豊富な森林資源を活かし、信州ならではの産業を発展させるために。オリジナル品種や先進技術の開発、生産現場への迅速な普及、それらを担う人材の育成により、県内農林業の生産力と収益性を向上させます。
信州で働く人、働きたい人が増え、誰もが安心して心豊かに暮らせるように。企業の業務改善や生産性向上の支援を行うとともに、国の助成金制度などの周知啓発を実施することで、最低賃金や賃金の引き上げを後押しします。
その他、成長が期待される産業分野の創出や地域内経済循環の推進、地域産業の活性化などを推進します。
多くの観光客が訪れ、地域が活気づくように。温泉やアウトドアなどの観光資源を活かし、長期滞在客やリピーターを呼び込む施策を推進。ユニバーサルツーリズムやサイクルツーリズム、インバウンドにも力を入れます。
スポーツを通じて、健康的な暮らしや地域の活性化が広がるように。2028年の「信州やまなみ国スポ・全障スポ」開催をきっかけに、誰もが様々な形でスポーツに参画し、楽しさや喜びを感じられる機会を充実させていきます。
人口減少や少子高齢化が進むなか、暮らしの利便性や中小企業の生産性が向上するように。ニーズが高い行政手続をオンライン化するなどデジタル技術を活用し、市町村や民間企業とも連携しながらDXを推進します。
その他、文化芸術の振興、移住なども推進し、住む人にも訪れる人にも魅力的な社会をつくります。
すべての若者が、結婚、出産、子育ての希望を実現できるように。結婚・出産・子育て応援サイト「チアフルながの」をはじめ、結婚マッチング「NAGANO ai MATCH」や「妊活健診」サポート、子育て優待などで若者の将来を応援します。
子どもや若者たちが、置かれた環境で自らの希望をあきらめず、いつでもチャレンジできるように。子どもたちの居場所として、学習支援や食事提供、悩み相談なども行う「信州こどもカフェ」の設置を進めています。
その他、公正な社会づくりや高齢者の活躍支援、女性が自分らしく輝ける環境づくりなどを推進します。
豊かな自然を活用した信州らしい学びで、子どもたちの個性や可能性を引き出すために。さまざまな自然体験を通じて、子どもたちが自ら学び、成長しようとする力を育む信州型自然保育などを推進していきます。
高校教育を充実させ、一人ひとりの可能性を伸ばすために。科学的な探究能力等を培うスーパーサイエンスハイスクールや、世界で活躍できる資質・能力を育成するワールド・ワイド・ラーニングなど個性を磨く学びを提供していきます。
その他、高等教育の振興や地域中核人材の育成、生涯を通じた多様な学びの創造などを推進します。
短期的には新型コロナウイルス感染症、国際情勢の激変による物価高騰、中長期的には気候変動とそれに伴う災害の激甚化・頻発化、急激な人口減少とそれに伴う担い手不足などの様々な危機が、現在、複合的に押し寄せています。こうした危機を克服することで県民みなさんの安定した暮らしを確保し、明日への希望を持って日々の生活を送ることができ、万一の場合には温かな支援を受けることができるという安心がある「確かな暮らし」を守っていきます。
社会の成熟やグローバル化、デジタル化の進展などにより、人々のライフスタイルや価値観が多様化し、物質的な豊かさだけでなく、生活の質やゆとりなど精神的な豊かさを重視する傾向が高まっています。こうした中、経済的な繁栄を享受するとともに、環境と共生し、多様性が尊重され健康で文化的な人間らしい生活が営まれる社会、すなわち一人ひとりの県民みなさんがしあわせを実感できる「ゆたかな社会」を目指していきます。また、ゆたかな社会を築く礎として、暮らしを支える「社会的共通資本※」を多様な関係者と共に維持•発展させていきます。
※社会的共通資本とは、①大気、森林などの自然環境、②道路、上下水道、公共交通などの社会的インフラ、③医療、教育などの制度資本のこと